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せんべい・あられ・おかき 豆知識

あられ、おかき、かきもちの名称と由来
「あられ」 桃の節句の雛祭の折に雛壇に供えられる「雛あられ」はもち米製品であり、また寒い時期に降る霰に形が似ていることからこの名が生まれたのではないかと言われている。
「おかき」「かきもち」お正月に飾られた鏡餅をかき砕いて、焼いて醤油を付けるとか油で揚げて塩で食べるをなりを、したことから名称が生まれたと言われている。
 
塩せんべいの名称と由来
江戸時代の元禄年間(西暦1690年代)に京都の菓子類の製造方法が江戸に伝わり、うるち米粉を蒸して練上げ、竹筒等で型抜きし天日で乾燥した生地を火種を入れた七輪と一緒に背負い、客の求めに応じてその場で生地を焼き、塩又はヒシオ(醤油の素)を付けその香ばしさを売物にして歩く商売があった。当時の民衆は未だ醤油を口にすることが出来ず、主として醤油の代りにヒシオを使用していたことが文献にも明らかである。   またその頃、江戸の北郊地帯(柴又、町屋、千住、竹ノ塚、草加)にかけて、米粉を蒸して乾燥し、炭火で焼いたものに塩味を付けて食べていた土地の農家があったといわれている。
その後、文化、文政の頃(西暦1800年代)となり、初めて醤油が一般に普及されるに及んで、塩又はヒシオで家内工業的に製造販売されるようになった。
「塩せんべい」という名称が出来たことについては、沢山のエピソードがあます。ここではその中の一つをご紹介します。
「草加せんべいの起源は、奥州筋道に茶店を出して、団子を売っていた老婆(名前をお仙さんという)が売残りの処置に苦しんでいたのを、旅人が薄く延ばして焼き塩味をつけたらと教えたのによって出来たものと言い伝えられている。
 また「塩せんべい」は江戸付近に早くからあったものだが、一時すたれていたのが文化、文政頃(西暦1817年頃)再び流行し、文政時代には醤油が常用されるようになったので、江戸を初め関東人の好みに適合して、大いに売れることになったとも言われている。

  

 

おせんべい「湘南せんべい」と、
おかき「はまおり(R)」の出来上がるまで

洗米・製粉
おせんべいの場合
  質の良いお米(当社では、山形県産有機栽培米
  コシヒカリを使用)を水洗いし、製粉機にかけ
  米粉を作ります。

おかきの場合
  もち米を洗米し水に約5時間くらい浸します。

洗米・製粉作業

 

  蒸練・製餅
 おせんべいの場合
  米粉とお湯を適量まぜて良く練ります。これを
  蒸しで約5〜7分位蒸して餅つき機で「しんこ」
  を作ります。
おかきの場合
  水に浸したお米を蒸し機で約15分位蒸して餅
  つき機で「お餅」を作ります。
  出来上がった「お餅」を冷蔵庫にいれ堅めます。蒸練・製餅
 
形成・乾燥
おせんべいの場合
  出来上がった「しんこ」を適当な厚さに伸ばし
  丸く型取り乾燥し「生地」を作ります。
おかきの場合
  堅く固まった「お餅」適当な厚さに削り四角く
  切り乾燥させ「生地」を作ります。
 
焼き上げ・味付
  出来上がった「生地」を一枚づつ表と裏を繰り
  返し色良く焼き上げます。
  焼き上がったおせんべい・おかきに天然醸造醤
  油「丸大豆一番しぼり」を一枚、一枚刷毛付け
  したあと良く乾燥して出来上がりです。
  お客様の嗜好に対応できる様に、海苔・昆布・
  胡麻・唐辛子・ハチミツ・砂糖等の原材料も
  使用します。
  当社のせんべい・おかきは合成着色料や保存料
  等の添 加物は一切使用しておりません。
  栄養豊富な健康食品といえます。